C市に引越してからテレビ埼玉が映る様になり、おかげで「太陽にほえろ!」が観られる。
水曜日19時からだ。
小学生以来、何年ぶりだろう?感動で体が震えたよ。
お馴染のテーマソングにのって走るマカロニ刑事…若さが躍動してる。
ショーケンが走る姿を見て、涙がでた!
井上バンドの音楽はどれを聞いてもサイコ―だね!今でもカセットテープ持ってる。
確か「太陽にほえろ!」がA面で、「傷だらけの天使」がB面のレコードがあったはずで、友人に録音して貰ったのだ。
ちなみに、「前略おふくろ様」もカセットテープで持ってる。
当時、小学生であった僕の目に映る東京は大都会で、ショーケンは流行の先端。
兎に角カッコ良かった。
しかし、今見ると、七曲署の刑事たちが乗る車は見たこともない外車で、写っている東京の町の姿はびっくりするほど寂れてる。
劇中、カレンダーが写った。
1973年とある。とすると、僕は小学5年か6年生だ!
母との会話が脳裏をよぎった。
僕、「刑事になりたい」
母、「あれは俳優が刑事を演じてるの。殺されてもホントは死んでない」
僕、「俳優になりたい!」
母、「俳優はいいわよ、いろんな人と何回も結婚できる」
僕、「 … … … 」
こうして、よせばいいのに東京へ出て俳優を志した、記念すべき作品であった。
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